HCDA概要

 ハワイ開発政府機関『ハワイ・コミュニティ・ディベロップメ ント・オーソリティー(HCDA)』は、米国ハワイ州政府が管轄する法人団体です。ハワイの都市開発を目的として1976年に創設されました。HCDAの役割は、時とともに移り変わる時代の流れに対し、どのようにハワイのコニュニティーを発展させ、地域の活性化につなげているかを提案し、それを実行させることです。活動内容としては、カカアコ地区、カラエロア地区、ヘエイア地区の開発プランニングと取り締まり、そして経済発展のプロモーションなどが挙げられます。また環境に優しい未来を目指し、ハワイの伝統を残しながらホノルルを発展させるために、公共部門と民間部門で構成する都市強化の促進を図っています。

 カカアコは、ホノルル市内で最も発展と開発の見込みのある地区として、ハワイ州議会でホノルル都市開発計画の最も適した地区として選ばれました。HCDAは、この新開発事業の一環として、住宅や広場、新たな商業用と企業用のスペースをカカアコ地区に設けることで、前例のない、巨大都市開発が実現すると考えています。近い将来、このエリアに『ワード・ビレッジ』と呼ばれるコミュニティーが建築され、何棟ものコンドミニアム、レストランやショッピングのエリア、映画館が作られる計画です。

 またHCDAは、設立当初から、約3700エーカー(≒15平方キロメートル)の敷地面積の西オアフに位置するカラエロア地区の再開発にも着目していました。2002年に、HCDAは当時この地域を管轄していた米軍の『バーバーズ・ポイント・ネイバル・エア・ステーション』から権利を獲得し、現在ハワイの伝統と文化を守り続けながら、カラエロア地区の土地開発に取り組んでいます。また2013年には、HCDAは省エネ対策を推進するため、この地区の一部に太陽光発電に導入し、地球にやさしい環境作りにも力を入れています。

 さらに2009年からは、新事業として、400エーカー(≒1.6平方キロメートル)に広がる、緑豊かな自然に囲まれた、ヘエイア地区の土地開発に貢献しています。

HCDAが管轄するカカアコ地区は、アラモアナセンター西側に位置し、都会的な街づくりでありながらビーチへのアクセスもし易く人気を得ている

カカアコ地区は、再開発の建設工事が着々と進められている。再開発完了予定の2027年まで高層コンドミニアムが続々と誕生する

カラエロア地区に導入された太陽光発電のパネル。2030年までに70%の省エネが可能になると見込まれている

ヘエイア地区の農園では、タロなどが栽培されており、ハワイの伝統を大切に守っている